一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問315
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15歳の女子。上下顎前歯部の審美性の改善を希望して来院した。Arch length discrepancyは−3mmで、anterior ratioは82%(標準値78%)である。上下顎に マルチブラケット装置を用いて矯正治療を行うこととした。初診時の顔面写真(別 冊No. 3A)、口腔内写真(別冊No. 3B)及びエックス線写真(別冊No. 3C)を別に示 す。セファロ分析の結果を図に示す。 顔面角 上顎突出度 FH平面に対する下顎下縁平面角 下顎角 SN平面に対する下顎枝後縁平面角 SNP角 SNA角 SNB角 ANB角 上下顎中切歯歯軸傾斜角 FH平面に対する上顎中切歯歯軸傾斜角 下顎下縁平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角 適切な治療方針はどれか。2つ選べ。



正解と解説
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正解 c, e
2の歯冠修復 / 下顎前歯のストリッピング別 冊No. 3 A、B、C
anterior ratioが標準値より大きいことは上顎前歯の歯冠幅径が相対的に小さいことを意味し、矮小な側切歯が原因と考えられます。したがって側切歯の歯冠修復によって適正な幅径を回復し、下顎前歯部はストリッピングで歯冠幅径を減じることで前歯部の被蓋と正中を調和させます。抜歯を要するほどの著明な叢生はなく、側切歯の抜歯と欠損補綴は侵襲が大きく適応となりません。