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午前 第25問 / 70

司法書士試験 (多肢択一式) 2024年度 午前 第25問

刑法

傷害の罪に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているも のの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。 ア Aは、狭い四畳半の室内でBを脅かすために日本刀の抜き身を数回振り回した。こ の場合、Aの行為は暴行罪における暴行に該当する。 イ Aは、Bの頭部を多数回殴打する暴行を加え、意識消失状態に陥らせたBを放置し たまま立ち去ったところ、Bは死亡した。Aの暴行によりBの死因となった傷害が形 成されたが、Aが暴行を加えてからBが死亡するまでの間に、何者かがBの頭部を殴 打する暴行を加え、当該暴行はBの死期を早める影響を与えるものであった。この場 合、Aには傷害致死罪は成立しない。 ウ Aは、Bに対し、はさみを用いてその頭髪を根元から切断した。この場合、Aには 傷害罪は成立せず、暴行罪が成立する。 エ Aは、隣家に居住するBに向けて、精神的ストレスによる障害を生じさせるかもし れないことを認識しながら、連日連夜にわたりラジオの音声及び目覚まし時計のア ラーム音を大音量で鳴らし続け、Bに精神的ストレスを与え、慢性頭痛症、睡眠障害 及び耳鳴り症の傷害を負わせた。この場合、Aには傷害罪が成立する。 オ Aは、Bの身体を圧迫する暴行を加え、その結果、Bを死亡させたが、暴行を加え た当時、Bが死亡することは予見していなかった。この場合、Aには傷害致死罪は成 立しない。

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