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問287 / 345

薬剤師国家試験 第109回 問287

実務

86 歳男性。76 歳時に妻と死別し独居中であるが、近所に住む娘が介護に あたってきた。死別 5 年後の 81 歳の頃から、徐々に物忘れが出現し、時々つじつ まが合わない発言があったが放置していた。84 歳頃より、物忘れがひどくなり、 一人になると不安感が強くなった。娘の姿が見えないと、すぐに名前を呼び、片時 も離れられない状況になったため、物忘れ外来を受診した。来院時、新しいことが 覚えられず、取り繕うような話し方であった。尿失禁や歩行障害はなし。長谷川式 簡易知能評価(HDS–R)は 30 点満点中 18 点であった。頭部 CT で海馬の萎縮を 指摘されたが、梗塞巣所見はなく、血液検査も異常はなかった。また、この男性は 不整脈に対して服薬しており、骨粗しょう症の治療のため 3 年前から昨年までの 24 ケ月間テリパラチド皮下注キットによる治療が実施された。 現在の処方は以下のとおりである。 (処方 1 ) ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 起床時 (処方 2 ) ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 起床時 1 男性は、次第に歩行が拙劣になり、夜間にトイレでつまづいて転倒し、腰椎圧迫 骨折と診断された。痛みのため歩行や長時間の起き上がりは困難でありベッド上の 生活となった。ヘルパーの介助を受け服薬しているが、ヘルパーのいない起床時の 薬は自分ではほぼ服用できていない。 この状況を踏まえ、在宅医療サービス担当者会議が開催された。 この患者に追加する治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

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