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問210 / 500

医師国家試験 第110回 問210

一般問題

72歳の男性。乾性咳嗽、発熱および労作時呼吸困難を主訴に来院した。1か月 前に左肺下葉の原発性肺腺癌に対し抗癌化学療法が開始されていた。治療開始後 30日目の昨日、乾性咳嗽、37.5°Cの発熱および労作時呼吸困難を認め、本日には 乾性咳嗽の増悪と安静時の呼吸困難とを自覚するようになったため受診した。意識 は清明。皮膚は湿潤している。下eに浮腫を認めない。脈拍112/分、整。血圧 152/102mmHg。呼吸数22/分。SpO 90%(room air)。血液所見:赤血球380万、 Hb11.9g/dL、Ht36%、白血球8,600(分葉核好中球68%、好酸球5%、単球 5%、リンパ球22%)、血小板28万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、アルブ ミ ン4.2g/dL、AST48IU/L、ALT52IU/L、LD752IU/L (基 準176〜353)、尿 素窒素22mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、Na144mEq/L、K4.6mEq/L、Cl 108mEq/L、Ca8.0mg/dL。免疫血清学所見:CRP4.8mg/dL、β-Dグルカン10 pg/mL未満(基準10未満)、サイトメガロウイルス抗原陰性。喀痰を認めないため 喀痰培養は実施できなかった。血液培養は陰性。抗癌化学療法開始前の肺野条件の 胸部CT(別冊No. 26A)と今回来院時の肺野条件の胸部CT(別冊No. 26B)とを別 に示す。酸素投与を開始した。 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

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