薬剤
薬剤師国家試験 第101回 問174
174 / 345
医薬品粉体のぬれ及び吸湿に関する記述として、正しいのはどれか。 つ選 べ。
正解と解説
表示する
正解 2, 3
水溶性の結晶性粉体では、臨界相対湿度(CRH)未満において急激な吸湿は起こらない。 / CRHでは、粉体粒子表面を覆う薬物の飽和水溶液の水蒸気圧と、空気中の水蒸気圧が等しい。
臨界相対湿度(CRH)未満の環境では、水溶性結晶性粉体の表面はまだ飽和水溶液の被膜を形成しないため急激な吸湿は起こらない。CRHとは粉体粒子表面を覆う飽和水溶液の水蒸気圧と周囲空気中の水蒸気圧が等しくなる相対湿度であり、これを超えると急激な吸湿(潮解)が始まる。ぬれやすい粉体ほど液体との接触角は小さくなるため1は逆の記述であり、2種類の水溶性結晶性粉体を混合すると混合物のCRHは各成分単独のCRHより低くなることが知られているため5も誤りである。