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薬剤

薬剤師国家試験 第101回 問277

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50歳女性。2型糖尿病と診断され内服薬で治療を行っていたが、血糖コン トロール不良のため、インスリン導入目的で入院となり、以下の薬剤をペン型注入 器を用いて投与することとなった。 (処方) 皮下注射(自己注射) ヒトイソフェンインスリン水性懸濁注射液(カートリッジ型) 1回4単位 1日1回 朝食前 1本 下図は、今回処方された注射剤(ヒトイソフェンインスリン水性懸濁注射液)と インスリンヒト注射液を、それぞれヒトの皮下に投与した後のインスリン血中濃度 推移を示している。処方された注射剤に該当する血中濃度推移と、この製剤の特徴 に関する記述の組合せのうち、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、処方された注 射剤には、添加剤としてプロタミン硫酸塩が含まれている。 35 )Lm/Uμ(度濃中血ンリスンイ ア 30 25 20 15 イ 10 5 0 0 60 120 180 240 300 360 時間(分) 血中濃度推移 製剤の特徴

正解と解説

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正解 6

イ プロタミン硫酸塩がインスリンと溶解性の低い複合体を形成している。

ヒトイソフェンインスリン(NPH)は添加されたプロタミン硫酸塩がインスリンと溶解性の低い複合体を形成することで皮下からの吸収が緩徐化され、作用発現が遅く持続時間が長い中間型のインスリン血中濃度推移(緩やかに立ち上がり長く持続する曲線)を示す。速効型のヒトインスリン単独製剤は皮下でより速やかに溶解・吸収されるため、より早く立ち上がり早く消失する濃度推移となる。

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