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問39 / 400

医師国家試験 第115回 問39

一般問題

48歳の女性。ふらつきと複視を主訴に来院した。10日前に38°Cの発熱と咽頭痛 が出現したため自宅近くの診療所を受診し、感冒として投薬を受け、7日前に症状 が軽快した。2日前からテレビの画面が二重に見えることに気付いた。昨日から、 歩行時にふらついて転びそうになることが増えてきた。これらの症状が徐々に進行 してきたため受診した。意識は清明。体温36.5°C。脈拍68/分、整。血圧120/68 mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経診察では、両眼とも垂直、水平 方向の眼球運動制限を認め、正面視以外で複視を自覚する。眼振は認めない。四肢 筋力は正常だが、四肢腱反射はすべて消失している。Babinski徴候は陰性。膝踵 試験は両側とも拙劣で、歩行は可能だが歩隔は広く不安定である。感覚障害は認め ない。尿所見、血液所見に異常を認めない。 この患者と同様の発症機序と考えられるのはどれか。

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